ひよこ株投資

〜 日本高配当株の投資記録 〜

ひよこ株キヤノン〜カメラから医療へ~

こんばんは、管理人のニワトリです。

昨日ご紹介したひよこ株、キヤノンについて今日早速日経新聞に記事がありましたのでご紹介です。

 

〜以下抜粋して引用〜

キヤノン、カナダ半導体買収で狙うCTのゲームチェンジ

キヤノンは9日、次世代コンピューター断層撮影装置(CT)の開発に向け、カナダ半導体企業を買収すると発表した。少ないX線照射で高精細な画像を映し出せる技術を取り込む。2025年までの5年間で2000億円を医療関連の研究開発(R&D)に投じる計画で、世界首位を狙うCTに重点投資する

キヤノン事務機やカメラを軸とする事業構造の変革を急いでいる。25年12月期に連結売上高で過去最高の更新を目標に掲げ、そのうち新規事業の比率を4割にする。監視カメラ、商業印刷、医療の3分野が柱で、特に医療をてこ入れする。

〜引用終わり〜

 

キヤノンは誰もが知るデジタルカメラ事務機器の世界大手です。

ここ十数年のスマートフォンの普及・性能向上によるコンパクトカメラ需要の縮小や、ペーパーレス社会の到来を迎えて株価が低迷しており、2020年12月期には約30年ぶりの大幅な減配を行いました。

しかし、数年前から映像技術とこれまでに稼いだ巨額のキャッシュを活かしていち早く業務転換に乗り出し、監視カメラ、医療といった今後有望な市場と思われる新規事業に巨額の投資を行なって未来への布石を打っています。

その成果もようやく見え始め、株価、配当利率ともに回復傾向にあります。

 

キヤノンのプロフィール〜 9月9日終値

株価 2689円

予想PER   13.99倍

PBR  1.02倍

予想配当利率 3.35%

 

2020年10月には1627円と20年ぶりの安値をつけました。

管理人はポートフォリオ全体に占める割合が7%ほどあるため買い増しは見送ってきましたが、振り返ると今後数十年は見られない絶好の買い時だったかもしれません。

キヤノンは現在管理人の買値基準で15%ほどの含み損を抱えており、当初5%以上あった配当利率も減配により大幅に下がりました。

しかし、これまで受け取った配当金を合わせると余裕でプラスですし、かつ、現在でも買値で2.7%以上の配当利率はキープしています。

さらに今後の増配傾向も考えると株価の持ち直しも期待できますね!

これからも変わらず可愛がっていきたいです。

 

今日はここまでっ!