ひよこ株JT〜圧倒的な高配当株〜
こんばんは!管理人のニワトリです。
突然ですが、皆さんはたばこを吸われますか?
今日は先日ご紹介した5羽のひよこ株の1羽、JT(日本たばこ産業)を少し掘り下げてご紹介します。
(ていうかひよこ株って何のこと?っていう方は最初の記事をご覧ください。)
株価 2,193円
PER 14.31倍
PBR 1.4倍
配当利率 5.93%
なんといっても目を引くのはその配当利率の高さです。
はい、銀行の定期預金0.2%の約30倍です。
約22万円を預けると、何と年に1万3000円の配当を運んで来てくれます。
定期預金だと440円!!
実績があり日本を代表する大企業に22万円預けて1万3000円をもらいますか?それとも元本保証で440円もらいますか?笑
配当の原資は海外たばこ事業
JTは医療業、加工食品事業等も手がけていますが、2020年の売上約2兆円のうち約9割はたばこ事業によるもので、うち約7割が海外たばこ事業です。
健康志向が強まる国内でたばこ事業は縮小傾向にありますが、海外たばこ事業はむしろ拡大傾向にあり、フィリップ・モリス、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、アルトリアと並ぶ世界的なたばこ主要メーカーなのです。
たばこ事業は儲かる
ここ数年でフィリップモリスのアイコスが先行し、電子タバコがシェアを拡大していますが、たばこはまだまだ紙巻きたばこが主流です。
最先端技術を駆使したITデバイス等とは程遠く、イノベーションが起きにくい業界です。つまり先行する大規模大手が有利でゲームチェンジが起きにくい、参入障壁が高いということができます(国内ではそもそも独占企業ですが。また、電子タバコでの巻き返しを期して新製品を投入しています)。
また、たばこという商品には中毒性があり、多少値上がりしても消費者が簡単に離れていくことは難しい。
これは数字にも表れており、度々値上げをしても2020年12月度の営業利益率は20%を超えています。
普通の商品ではこうはいきません。もはやずるいレベルです。
50パーセントの下げはつらいが・・・
これに反して、株価はといえば、2016年12月に4850円をつけてから何と5年間もダラダラとほぼ一方的に下げ続け、2020年には一時1800円を割りました。ここ1年ほどは下げ止まりの気配を見せ初め現在に至っています。
健康志向による国内たばこの売上減、電子タバコにおける強力なライバルの出現などの不安から、実に最高値から50%を超える下落です。
値上がり益を求めた時、いやこれに付き合うのはなかなか大変です。
しかし、ひよこ株としてみれはどうでしょう?減配することはあっても、がんばって配当を運んでくれています。ナンピンを重ねた結果まだ含み損の状態ですが、徐々にプラスに近づきつつあります。
これから長い時間をかけて配当をもらい続けているうちに、いずれまた値上がりのターンが回ってくると確信しています。
それまではじっと信じて待つだけですね!
ちなみに株主優待品としてレトルトのお米パックやカップラーメンを山ほどくれます。細々と加工食品事業もやってますんで〜・・・ああ、本当に何て健気でかわいいひよこ株でしょうか。
今日はここまでっ!
日経平均3万円☆彡
こんばんは!管理人のニワトリです。
ひよこ株も3日目のブログ更新となりました!
日経平均株価が3万円の大台
昨日から日経平均株価が3万円の大台を回復しています。
さて、ひよこ株は東証1部上場企業の大型割安株を中心とした高配当株式ポートフォリオですから、全体の騰落は比較的穏やかです。(ひよこ株のプロフィールは9月8日の記事を参照)。
それでも市況が活況のときはつられて上がります。
また、思わぬ形で注目を浴びて踊りだすひよこ株もいます。
もともと誰もが知る超有名な高配当株式の中から、さらに財務の健全性や割安性を吟味して厳選しているわけですから、遅かれ早かれ、評価されるタイミングが来るのです。
そしてその時が来るまでは多少の上げ下げに動じずありがたく配当金をいただいて、次のひよこ株の買い場に向けて体力を温存するのです。
ありがとう、菅総理
2020年9月の総理就任前から、「携帯電話料金が高過ぎる!」というのがの菅さんの持論でした。
管理人も以前からそう思っていて、渋るかみさんを説得して格安スマホ会社を2年ごとに渡り歩いていたのでした。
そのため、直接の恩恵は少なかったわけですが、菅総理のおかげで大幅安となったKDDI株を手に入れることができました。
また、その後まもなく、約10年手塩にかけて育ててきたひよこ株、NTTドコモが親会社NTTのTOBに乗ってびっくりするような高値でニワトリ小屋を飛び出していき、うれしくも、どこか切ない気持ちにもなりました。涙
そして今、菅さんが退陣することでまた通信株が上がっています。
~以下SBI証券より転載~
~転載終わり~
ああ、ありがとう、菅総理。
ひよこ株は菅総理のことを忘れません。
え!?税金上げるの?
ところでまだリサーチ不足ですが、次の自民党総裁候補者の人たちが、金融資産(預貯金や株式の利益?)に係る税率を上げるべきだ~!って言っているとかいううわさを聞きました。
貯金の利子10円でも税金2円引かれるのに、本気ですか?
スーパーお金持ち達はとっとと海外に逃げていく上に、逃げられない庶民のモチベーションを下げますよ~!おーい!っていうかお願いだからヤメテ。
僕らも負けずに堂々とIdecoとNISAとふるさと納税を使い倒しましょう。
今日はここまでっ!
ひよこ株キヤノン〜カメラから医療へ~
こんばんは、管理人のニワトリです。
昨日ご紹介したひよこ株、キヤノンについて今日早速日経新聞に記事がありましたのでご紹介です。
〜以下抜粋して引用〜
キヤノン、カナダ半導体買収で狙うCTのゲームチェンジ
キヤノンは9日、次世代コンピューター断層撮影装置(CT)の開発に向け、カナダ半導体企業を買収すると発表した。少ないX線照射で高精細な画像を映し出せる技術を取り込む。2025年までの5年間で2000億円を医療関連の研究開発(R&D)に投じる計画で、世界首位を狙うCTに重点投資する
キヤノンは事務機やカメラを軸とする事業構造の変革を急いでいる。25年12月期に連結売上高で過去最高の更新を目標に掲げ、そのうち新規事業の比率を4割にする。監視カメラ、商業印刷、医療の3分野が柱で、特に医療をてこ入れする。
〜引用終わり〜
キヤノンは誰もが知るデジタルカメラ、事務機器の世界大手です。
ここ十数年のスマートフォンの普及・性能向上によるコンパクトカメラ需要の縮小や、ペーパーレス社会の到来を迎えて株価が低迷しており、2020年12月期には約30年ぶりの大幅な減配を行いました。
しかし、数年前から映像技術とこれまでに稼いだ巨額のキャッシュを活かしていち早く業務転換に乗り出し、監視カメラ、医療といった今後有望な市場と思われる新規事業に巨額の投資を行なって未来への布石を打っています。
その成果もようやく見え始め、株価、配当利率ともに回復傾向にあります。
株価 2689円
予想PER 13.99倍
PBR 1.02倍
予想配当利率 3.35%
2020年10月には1627円と20年ぶりの安値をつけました。
管理人はポートフォリオ全体に占める割合が7%ほどあるため買い増しは見送ってきましたが、振り返ると今後数十年は見られない絶好の買い時だったかもしれません。
キヤノンは現在管理人の買値基準で15%ほどの含み損を抱えており、当初5%以上あった配当利率も減配により大幅に下がりました。
しかし、これまで受け取った配当金を合わせると余裕でプラスですし、かつ、現在でも買値で2.7%以上の配当利率はキープしています。
さらに今後の増配傾向も考えると株価の持ち直しも期待できますね!
これからも変わらず可愛がっていきたいです。
今日はここまでっ!
はじめまして。
ごあいさつ
こんばんは!ひよこ株の管理人ニワトリです。
ひよこ株のお世話を始めて早10数年、うちのかわいいひよこ達はすくすくと成長し、やっと1000万円を超えてくれました。
ここまで来るのには当然いろいろと失敗がありましたし、思わぬ棚ぼたもありました。
それでもある程度自分に合った投資手法ができてきた気がするので、これまでの振り返りと、かわいいひよこ株達のお世話を記録していき、誰かの参考にしてもらえたらうれしいです。
ってか「ひよこ株」って何よ!?
管理人がいう「ひよこ株」は、毎日好き勝手に飛び跳ねたり、ある時には土に潜ったり、ある時はじ〜っと半年以上も動かなかったりしながらも、毎年決まって配当金を運んできてくれる、なんとも愛くるしいひよこ達です。
*ひよこ株のプロフィール*
東証1部上場の大型株
予想配当利率 3%以上
予想PER 20倍以下
PBR 3倍以下
その他 愛すべき理由があること(かなりアバウト)
つまりは、大型で安定して高い配当金を運んでくれる割安な株式達をいいます。
もし大きく下落してもいざとなればナンピンというお注射が打てるように分散して投資しているので、なるべく個性的なひよこ達をたくさん飼うよう心がけています。
どんなひよこなんじゃい?
*うちのひよこ株達の一部をご紹介* 9月8日終値
①株価、②PER 、③ PBR、④ 配当利率
2914 日本たばこ産業 ①2,187円 ②14.27倍 ③1.39倍 ④5.94%
8058 三菱商事 ①3,483円 ②8.86倍 ③ 0.92倍 ④3.85%
8591 オリックス ①2,159円 ②10.42倍 ③0.87倍 ④3.61%
7751 キヤノン ①2,689.5円 ②13.99倍 ③1.02倍 ④3.35%
8316 三井住友FG ① 3,937円 ②9.09倍 ③ 0.46倍 ④ 5.03%
ご覧のとおり、ひよこ株達は誰もが知っている日本を代表する高配当企業の株式で、特別な目新しさや面白さはまっったくないです。ごめんなさい。
だがしかーっしっ!!
だからこそ、厳しい風雨の中でもがんばって配当金を運んできてくれるし、きっと耐え抜いてくれることを管理人は信じて待つことができるのです!
配当利率5%なら、最悪減配して半分になってもまだ2.5%あります(なお本日の日経平均の配当利率は2%弱)。
信じて待つ!
「信じて待てる」、中長期投資にとってこれ超大事です。かのバフェット先生も、結婚に例えておられます。よい銘柄は一生持ち続けると。高配当株式なら待っている間も相当な配当金を受け取ることができるので、なおさら待つことにメリットがあります。
なお、元気のないひよこ株を信じられず待てないと、だいたい遠からず右肩上がりのチャート図を涙目で見続けることになります(某管理人経験談)。
管理人は、おそらく大化け期待の中小ひよこ株を当て続けることは出来ません。
だから、見た目(規模+財務+チャート)からみて健康的で、献身的(高配当)なひよこ達だけを厳選してお世話することに決めています(それでも10〜20羽くらいです)。まあ時々はみ出すんですが。
長くお世話をする自信が持てないひよこ達は他のスゴ腕の管理人達にお任せして、結果として今の感じがいいのかなと思っています。
最初だし、今日はここまでっ!